見たくなかったけど・・・
普段は化粧ポーチの奥深くに隠してあるカードの束。
一枚一枚のカードはその場ですぐに契約出来たり、ギリギリで契約出来たり。
いろいろな思い出が少しづつあるカードですが、見たくないですね。
一番初めに借りたカードは武富士で、某駅近くの雑居ビルの9階に武富士はありました。
カウンター越しにはきれいなお姉さんがお茶を入れてくださり、書類の記載も落ち着いた雰囲気で進んでいったような気がします。
ですが、お店を出るころには、手元に90万円。
信じられないお金持ちになった気がしました。
本当にバカですよね。
50万円は株の先物の口座へ入金、残りは買い物にあてました。
その生活はわずか2週間で全額きれいになくなってしまいました。
そうなると・・・プロミスに突撃しました。
プロミスも同じ雑居ビルの中でした。
先週来た同じビルで、ただ違うお店での契約。
内容はほとんど同じで帰るころには90万円を手にしておりました。
そして50万円は先物へ、40万円は買い物へ。
そしてそのお金も無くなってきました。
こうなってくると、貸していただけるお店を探すことになります。
シンキやエースならまだ普通の顔して借りられました。
問題は三和ファイナンスとエイワでした。
三和ファイナンスは、本当にヤ〇ザの事務所かと勘違いするほどの緊張感でした。
横長の半紙に赤文字で「計画達成」とデカク書かれていて、店員さんの押しも強い。
もし、返済に送れたらという恐怖はここが一番でした。
エイワはコスプレと昭和のお方が多いと聞いていました。
もちろん、「なんでこんな借りるまでほっておるの」、「しっかり返済できるんかい」など厳しい追及は受けましたが、最後に10万円貸してくれました。
このような消費者金融の他に銀行カードローン、クレジットカードもあったのでした。
一番多いときで総額1200万円くらい。
銀行カードローンのCMがバンバン流れていて、総量規制の上限をはるかに超える貸し付けを行っていた時代。
消費者金融も総量規制も関係なく、普通に借りていた感じ。
ただし、返すのはヒイヒイ言っていました。
今でもヒイヒイですが。
最も困ったのが、クレジットカードの一括返済です。
初めは30万円くらいから始まるのですが、すぐに限度枠は100万円くらいまで上がります。
その100万円をリボ払いにします。
リボで枠が余った時にはアマギフを買う生活。
そして返済が一日でも遅れたら、怒涛のような電話。
某金色のクレジットカードは一括返済を求められ、こっそりと旦那様との家計の口座からお金を借りて返済したこともあります。
消費者金融はもっと電話で怖かった。
特にシンキとエイワの方には恐ろしさしか感じませんでした。
そんな長々と借金を重ねてきましたが、もう疲れました。
今年債務整理に取り掛かりたいと思っております。
これまで何社に連絡したんだろ。
20社くらいか。
その中で自分に合っていると思われる事務所さんに行ってこようと思います。
今度こそは楽になりたいな。